整形外科

関節痛や関節障害

関節の痛みの原因は、年齢や生活習慣、スポーツ、労働などによってそれぞれ異なっています。
膝関節痛を訴えられる方がもっとも多く、若年者ではスポーツによる靱帯損傷や半月板損傷、疲労性障害が多くみられ、中年から高齢の方にかけては「変形性膝関節症」や「関節リウマチ」によるものが多くを占めます。検査の上、リハビリテーションや薬物療法、手術療法など適切な治療を選択致します。手術には関節鏡下手術、骨切り術、人工関節置換術、関節形成手術などがあります。

また、肩関節の痛みについては
①若年者のスポーツ障害、肩関節の亜脱臼、剥離骨折、軟骨損傷によるもの
②壮年から高齢の方においては頚椎由来の肩凝りや筋肉性の肩凝りがありますが、
加齢とともにおこる肩関節の運動制限を伴う五十肩の中には肩腱板損傷がひそんでいることがあり、なかなか肩の動きがよくならない場合があります。

いずれも、超音波検査など精査の上、リハビリテーションなど保存的治療の他、手術療法も可能な場合もあります。肩凝りは頚椎由来が多くみられますが内科的疾患が原因の場合がありますので精査が必要です。その他、股関節痛、足の痛み、手の痛みなど関節の痛みの治療を行いますので、いつでもご相談ください。慢性疼痛で悩んでいらっしゃる方々には、新しい薬が開発されていますので、お気軽にご相談ください。